寂しさについて また

 そのひとが好きだという詩、関心が出て手に取り読んでみる。それは冬の夜の凍えた水を描いた詩で、ああ、見つけてしまった。という気持ち。その凍った水はずっとぼくの子どもの頃から在ったもの。身体の内側に在る、溶けない塊。関係ないけど塊と魂って何でこんなに似た字なん。あえて構造を決めるなら魂が内包する冷たい塊。どうにもならない。

その塊はだめなことをもうだめだと決めて振り返らない。冷徹。赦すという事を知らない。決して溶ける事がない。冷たすぎる塊がぼくを内側から焼く。ぼくを傷つけるのはぼくの溶けない塊。

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