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秘宝だよ

原題はForbidden City(紫禁城)、これは邦題が素晴らしいのだ「シャオ・メイ ローマ大決戦」。 わかってるな!この邦題つけてくれた方(配給会社?)ありがとう。この邦題じゃなかったら見つけられなかった。かつて映画秘宝に夢中になった人間に訴えるこの題名。検索すると町山智浩さんの2025年の記事に辿り着く。だよね!わかってるね!この記事のときはまだ日本公開が決まっていなかった。さすがである。最寄りの映画館が明日からレイトプログラムに変わるので滑り込みで観てきた。 しょっぱなからフルスロットルで見せてくれる。これは観なければ、と感じたのはタイトルもだが、予告編のバトルシーンでぶつかる肉(体)の音と激しい動きで漏れる声が空々しくなかったからだ。シャオ・メイの拳が、蹴りが男たちの肉に叩き込まれるとき、何とも言えない悲しみがシャオ・メイの身体から伝わってきて、うわこれってブルース・リーじゃん、と久しぶりに鳥肌がたった。 シャオ・メイが良い。獣のようなカンフー馬鹿で、そうなった理由は痛みを以て終盤明らかになる。 ローマのエスニックタウン、庶民的なトラットリア、ライトアップされた夜の遺跡。カンフーとロマンチック、老人の恋と家族の情がまさかのバランスで盛られていてめちゃくちゃ楽しめた。最高である。