映画の話

 かれこれ三十年来にならんとする旧友と。お茶など飲みながら映画の話など。楽しい。


かつて多感な学生のころ公開された映画がいま4Kなどでかかる機会が増えて来た。90年代の渋谷でかかっていた映画。しかしうかつに懐かしいなど言えない癒えない生傷めいた映画体験もありそれはPolaX。カラックスはいつも盛り上がる鉄板だけど自分はこれが一番情緒がぐちゃぐちゃになる。苛烈で不吉な物語。PolaX。Xがまるで頸動脈に与える斬り傷にみえる(って違う映画になってしまうが)。Xに込められた意味については映画評論の宮代大嗣さんが第10稿目のX、カラックスとギョームの匿名での借金…etcと教えてくださった。その背景の深さに思いを馳せられるくらいにはぼくも27年という年月を生きたのね。と思う。

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